記事の投稿数が伸び悩んでいる。
記事を投稿するのは、全ユーザーの10%に満たない。
(自分で日記を投稿しなくても、ひとの記事にコメントを投稿するユーザーはもう少し多い。50%ほどのユーザーは週に2,3度はアクセスしている。)
社内ブログというマイスペースを持つことで情報発信の心理的敷居が低くなるのではないかと思っていたが、実際はなかなか期待通りにはいかないものだ。
拙速に結果を求めるつもりはないから、アクティブユーザーを増やす施策を地道に考えたいと思う。
社内ブログシステムはさほど高価ではないし、ASPのサービスもあるのでシステム導入自体は比較的容易だ。社内ブログ導入における課題は、なんと言っても「いかに記事投稿数を増やすか」につきるだろう。
オーシャンブリッジの高山社長によると、日報や議事録などを共有するための、メールに替わるツールとして社内ブログを業務に組み込んだ結果、社内ブログの有効性に対する社員の認識が高まると同時に、自然と自発的な記事投稿も増えたそうだ。
現在の弊社の状況では、社内ブログへの日報投稿を義務化するのは難しいが、社内ブログ上のコミュニケーションを活性化するためには、そろそろ社内ブログの位置づけを公式に定義する必要があるかもしれない。
「集団の知性を高める試みであり、皆の積極的な記事投稿を期待する」という旨のメッセージをCEOから出してもらう、というのも一つの策かと考えている。
悩ましいテーマですね。
>「いかに記事投稿数を増やすか」
確かにただ漠然と%#$&で流行ってるし、
我社も情報交換やコミュニケーションツールとして
活用しよう!
などと抽象的な意図、目的を社員へ伝える
だけでは忙しいと書かなくなったり、そもそも興味を
あまり示さないのではないでしょうか。
核心を突いた具体的な課題(テーマ)、導入目的(Why)、それと社員へ期待する事を明確なメッセージと
して伝えることで、積極的に情報を発信するよう意識
付けが有効かも知れません。
それと、会社など組織内だと羞恥心が働いたり、
文章力や意味ある内容にしようなど、辺に気にしてしまう方もいるのではないでしょうか?
そういった社員個々が抱いているかもしれぬ垣根を
取り払う働きがけが以外に必要かもしれません。
世間一般的に知ってる間柄で自分のプライベートな
事など書くことは、最初だけ勇気がいるものですよね?
投稿情報: shark | 2005-06-16 01:06
口コミによって広げるという当初選択した方法の、本質的な狙いというかコンセプトと反する事がないなら、社内正式ツールとしての告知や、TOPダウンメッセージもいいかもしれませんね。
なんとなく、勝手にその狙いを推測すると、まだ時期尚早な気がしますが。
施策につながりそうな事をズカズカと書いてみますと、
コンテンツ系視点では
・熱いコメント合戦が繰り広げるような記事
・はてな的な教えたがりコメントを促すネタ
・社内時事/流行語を生み出すような視点
たとえば、「私の知る社長の口癖/行動癖/人となり」「オフィス近くの食事処の感想」「あの人は今(退職した社員のその後を知る人の投稿)」・・・
機能系視点では
・人または記事単位でアクセスランキングを公開
・サイト管理側から、ある特定日の投稿テーマを決めてしまう
広報系視点では
・せっかく作った広告/コピーをポスター化して、何気なく社内に張っちゃう
・新着投稿、新規会員情報などをメーリングリストで流す
・価値観が既にある社員に、日々、周囲に記事投稿を促してもらう事を明確に依頼する
以上、今思いつく限り。的外れも多そう(笑
投稿情報: Lin | 2005-06-16 05:32
お!関係者からの貴重なコメントです。
ありがとうございます!具体的なアドバイス、感謝です。
▼sharkさん
僕のページの足跡を見る限り、みなさん読むことには関心をもっていただいていると思うんですよね。どうしたら書く側への一歩を踏み出してくれるのか。
>社員個々が抱いているかもしれぬ垣根を
>取り払う働きがけが以外に必要かもしれません
確かにそうだと思います。一度ユーザーにインタビューしたいと思ってるんですよ。
目立ちたがり屋の僕には気がつかない心理があるのかもしれません。。。
ユーザー座談会、やってみようかと思います。
▼Linさん
>サイト管理側から、ある特定日の投稿テーマを決めてしまう
反応しやすいお題を出す、というのは考えたことがあります。
>「あの人は今(退職した社員のその後を知る人の投稿)」
これはいいアイデアです!
「特別寄稿:あの人は中国で、今」
なんてどうでしょうか。
>価値観が既にある社員に、日々、周囲に記事投稿を促してもらう
そうですね、企画に賛同してくれる人を増やして、積極的な記事投稿をお願いする、周囲への意図伝達に努めてもらう、っていうのは有効だと思います。
熱意の押し付けにならないように配慮しつつ、なんらかの施策を打ちたいと思います。
投稿情報: 丹野 | 2005-06-16 07:11