従来型グループウェアと社内ブログは、一つのアプリケーションに統合されていたほうが、ユーザーとって利便性が高く、望ましいように思える。しかし果たしてそうだろうか。
弊社ではサイボウズを使っているので、サイボウズのトップページがブログのポータルを兼ねている様子を想像してみる。
人事からの通達(回覧板)や重要アポイントメント(スケジュール欄)と並んで、「昨日飲みにいきました」的なお気楽な記事タイトルが並んでいる・・・。雑談的記事の投稿を躊躇してしまう気がする。
社内ブログは遊びの要素を多く含み、それが円滑なコミュニケーションの下地を作る。「まじめな用途」のグループウェアとは同居させないほうがよいだろう。
また、グループウェアとブログを統合して、半ば強制的に全社員にブログの新着記事を通知すれば、「見たい人だけが見る」というブログが持つプル型メディアの長所が失われてしまう可能性がある。
社内ブログはルールのゆるい自由な発言の場として、アプリケーションとしてもインターフェースとしても明確に従来型グループウェアとは分けたほうがよいと思う。
ちなみにサイボウズでは自社の製品にブログ機能を追加する計画は今のところないようだ。(サイボウズCEO青野氏の記事、サイボウズの社内ブログを参照)
社内ブログをどういう位置づけのツールにするのか、
目的、目標は何に設定するのか、用途はどういった
事へ使用、利用してほしいのか。
私見ですが、社内ブログはカジュアルな意見交換が
できる気軽でネットワークを利用した情報共有ツール
として活用してこそ、企業にとって内部コミュニケの
活性化を目的に導入の意味があるのだと思う。
ROMでも記事をみて、本人は情報を得ている。
刺激を受け、考え、初めてアクションしたりする
きっかけになったり、何か変化をもたらす可能性が
ある。
僕は社内グループウェアと社内ブログは切り離して
運用すべきだと考えています。
運用ルールなんて細かいことはいらない。
カジュアルに運用したいですね。
投稿情報: shark | 2005-08-25 22:30
ウチの目的はまさにカジュアルなコミュニケーションですかね。
はじめから明確なルールは作らずに、自然とガイドラインができてくればいいと思います。
実はROMの人と直接話す機会があまりないのですが、みなさんどう思ってるんでしょうか。
投稿情報: 丹野 | 2005-08-26 07:24