Tiariではポータル画面に、他のユーザーの新規投稿が5件まで表示される。
新着日記をチェックするのに便利だが、実は社内ブログの特徴である「ゆるやかな情報共有」を妨げているのではないか、ブログのプル型メディアとしての特性を損なっているのではないか、と感じることがある。
全ての新着日記がポータルに強制的に表示されるということは、ある意味ユーザー全員にメールをしているのと同じだ。
RSSリーダーではユーザーが能動的にお気に入りとして追加したブログの新着情報のみが通知される。またmixiやGREEなどのSNSでは、友達として登録した自分に関係の深いユーザーに対してのみ新規投稿が通知される。
自分に関心を持ってくれている人に向けて日記を投稿するのと、関心の有無に関わらず全ての人に新着が通知されてしまうのでは投稿者の心理は異なるし、投稿内容にも影響するだろう。(つぶやきや備忘録的な内容の日記を投稿しづらい。)
また、Tiariの新着通知欄は現在5件のみの表示だが、限られたスペースを自分の備忘録的な投稿で消費してよいのか、という気持ちにもなる。
新規投稿が他のユーザーのポータル画面に表示されないようにする、「こっそり投稿機能」など、いくつかアイデアを練っている。
インターフェースデザインや機能デザインのさじ加減一つで、ユーザー心理が変るから難しい。(もちろんそれが面白いところでもある。)
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