社内ブログ/社内SNSに可能性を感じながら、自社への導入について上司を説得できない、費用対効果を証明できない、という方が多いのではないか。
私のケースでは、
という状況で、社内ブログの導入自体には何の障壁もなかった。
社内ブログに限らず、IT導入施策はトップのコミットメントがないと成功しないだろう。その意味では、私の例は恵まれたケースといえる。
弊社の社長が自身のブログで、社内ブログについて下記のようにコメントしている。
そんな中、最近はやりの社内SNSで本社の各メンバーや出先の社員がコミュニケーションを取りはじめました。まだ非公式なので全員に周知していませんが。
あるときは自分が読んだ本についてエントリーしたり、あるときは開発中のシステム機能についてスーパーバイザーからニーズを聞き出したり、またあるときは自分の趣味などをエントリーするなど、それぞれの社員がそれぞれなりに活用しています。
(中略)
導入前と後で、少なくとも活用しているメンバーの距離は近くなっていると思います。
(中略)
VXGの皆さん、積極的に活用してください。遊びではありません、大事なコミュニケーションです。
まだまだ事例が少ないことから、社内ブログの費用対効果を示すことは難しいだろう。社内ブログ導入の提案にあたっては、トップにいかに「面白い」と思わせるかが重要だ。
もし上司がSNSのユーザーではないのなら、既存のSNSに招待してしまうことが説得の近道かもしれない。(SNSは複数存在するが、ビジネスユースにはGREEが向いていると思われる。)
なお、社内ブログツールTiariはこれまでは非公式の試みだったが、公式な社員間のコミュニケーションツールとして社内リリースする予定である。現在、勤務先の環境によっては社内ブログにアクセスできない状況だが、社員全員がアクセスできるよう、システム管理部門に環境構築の準備を進めてもらっている。
ブログなどを個人でやっている人にはエントリーする抵抗はありませんが、一般的にはブロガーは少数です。よって初エントリーするときには相当ドキドキするはずです。チアリは登録すると自動的に挨拶エントリーが登録され、それを見た全員が、<いらっしゃい・・>なんてコメントするので、初期登録した人が最初にエントリーからじゃなく、いらっしゃいに対するコメントで始められるという点はなかなかの配慮だと思います。
SNSに皆で受け入れるというような雰囲気作りも大事だと思います。
投稿情報: 通りすがりの社長 | 2005-07-12 13:23
ありがとうございます。これですね↓
http://mizukitanno.typepad.jp/blog/2005/06/post_6ab4.html
システムを導入した後は、今度は普及のための工夫が大切ですね。
投稿情報: 丹野 | 2005-07-12 13:30