SNSの社内利用に関するセミナーに出席した。
「SNSはツールに過ぎない」
いみじくも講演者の一人がそう発言していたが、参加者が求めているのはそのツールの使い方であったと思う。
自分たちの課題を本当に社内SNSが解決できるのか。ユーザーのこの疑問に対する十分な答えをベンダーサイドは持っていないように感じた。
Q&A時間に参加者からでたエピソードを引用する。
社内で既にブログを利用している。ある社員がおさいふケータイを電源OFFでも使えるかどうか、という実験をしたという内容でブログを書いていた。
そのブログでは『電源OFFでは使えない』という結果を報告していた。ただ、実際は使えることを自分は知っていたので、その旨コメントした。
ある機会に実際にその社員にあったときに、そのブログ記事のことで話しがもりあがった。これまでの社内ポータルでは、アドレス帳で名前や写真を見る程度でしか、別の部署の社員を知る機会がなかったが、他の社員とブログでつながるという新しい体験だった。」
この分野はベンダーより、ユーザーのほうが圧倒的に理解が進んでいる。
最近のコメント