社内ブログツールに未登録のある若い社員に、ツールを紹介したところ、若干ネガティブな反応をされた。(ブログツールは非公式な導入であり、全社にその存在を正式には発表していない。)
一部の社員が、ブログで遊んでいる、という印象を持ったらしい。
「就業時間中にこんなものをやっていていいのか」
(プロフィールの写真にペットの画像などを使っている人が多いことも、くだけた印象を与えた要因かもしれない。)
などを説明し、一応納得してもらった。
このような反応は、ツール製作時に既に予想していたことではある。
私は社内ブログ導入によって、社内に新たな軋轢が生まれる可能性もあると考えている。
例えば、部署Aでは業務日報ツールとして社内ブログを使っており、
部署Bでは業務日報だけではなく、事業の新規アイデアの投稿や、時には飲み会の告知や趣味の紹介など、比較的自由に使用していたとする。
部署Aからみて部署Bは「不真面目である、けしからん」と映るかもしれない。
ブログによって部署間のカルチャーの違いが浮き彫りになり、場合によっては争いの原因になることもあるのではないか。
確かにこのような見方をされるリスクはありますね。
ただ、就業時間は無駄に浪費されることが多いものだと思います。緊張感の無い会議、打合せを装った世間話、などなど。
しかもこうした浪費は自覚されません。
blogは確かに遊び的な要素を一部含みますが、それがあるから広がり維持されるのであり、上記の膨大な無駄に比べれば、blogの遊び部分はごく微小なものだということに気づくべきではないかと思います。
投稿情報: tomomi | 2005-05-25 09:24
tomomiさん、コメントありがとうございます。
>緊張感の無い会議、打合せを装った世間話
なるほど、そういう観点もありますね!
時間を無駄にする人は、ブログがあろうとなかろうと無駄にする、と。。。
投稿情報: 丹野 | 2005-05-25 22:33