社内ブログを導入している方、また導入を検討している方の情報交換の場として、Intrabrog Users Groupを設立したいと考えている。
まずは社内ブログを導入している方と、リアルな場で意見交換などをさせていただきたいと思っている。
ご興味のある方、是非ご連絡ください。
社内ブログを導入している方、また導入を検討している方の情報交換の場として、Intrabrog Users Groupを設立したいと考えている。
まずは社内ブログを導入している方と、リアルな場で意見交換などをさせていただきたいと思っている。
ご興味のある方、是非ご連絡ください。
株式会社オーシャンブリッジと株式会社ドリコムによる社内ブログの共同セミナーに参加した。
100席ほどのセミナー会場はほぼ満席状態だった。
社内ブログに対する関心の高さを感じたが、セミナー参加者が所属する企業のうち、一体どれだけの企業が実際に社内ブログを導入するだろうか。
社内ブログは、従来のナレッジマネジメントツールが意図したことを、極めて低コストで実現できる可能性がある。社内の情報共有に課題を感じる企業にとって、導入しない手はないと思うが、「果たしてウチで活用されるだろうか、みんな記事を書くだろうか」という点に担当者は不安を抱くだろう。
果たして社内ブログは、企業文化を変えるツールになるのか、それとも情報を発信する文化を潜在的にもっている企業が活用するのか。
いずれにせよ、社内ブログを活用に導くためには、ツールを導入後のモデレーターの存在やトップの支援が重要だと私は考える。(モデレーターを支援しブログ活性化施策をアドバイスするプロフェッショナルサービスはニーズがあるかもしれない。)
また、社内ブログ導入は、情報システム部やナレッジマネジメントを担当する部署が主導するよりも、部門横断的なタスクフォースによって導入したほうがよいだろう。フロントの人間が日常的な気づきを投稿してこそ、社内ブログの有効性が発揮されるからだ。
二社のプレゼンテーションに関するメモを以下に記す。
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■第一部 株式会社ドリコム
ブログ導入事例やドリコムオフィスの紹介、社内ブログ運用のコツなどを噛み砕いて説明。わかりやすい。ドリコムでは、ユーザー一人につき月額400円でASP型の社内ブログサービス「ドリコムオフィス」を提供している。ドリコムオフィスによって社内ブログ導入の敷居は相当低くなったのではないか。
▼事例
いくつか事例が紹介されていたが、内定者のリテンションのために、内定者限定のブログ立ち上げにドリコムオフィスを活用した、というものがあり、興味深かった。
企業が顧客向けにSNSを構築する例が既にいくつかあるが、こういったユーザーを限定したコミュニティ作成にブログやSNSを利用する例は、今後増えると思われる。
また、今後ドリコムオフィスには社内ブログの一部を外部公開する機能がある。外部公開したブログをドリコム社が運営するポータルサイトに無料で掲載するサービスを行うらしい。これは良いアイデアだ。顧客企業は自社サイトの宣伝効果を期待できるため、ドリコムオフィス採用のインセンティブになるだろう。
▼ドリコムオフィスの機能
ドリコムオフィスの最新版では、特定のユーザーを自分の「ネットワーク」として登録できる(登録には相手の承認が必要)。ユーザー間の関係性を登録できる、SNS的な機能を実装している。
ブログシステムとSNSシステムの境界が曖昧になっていくのを感じる。
デモを見ただけでの理解だが、ドリコムオフィスは従来のブログシステムに、マイページ機能やポータル機能をアドオンしたシステムであるようだ。
最近いくつかリリースされたSNSパッケージでは、ポータルやマイページ、投稿画面がシームレスに結合されていると思われる。それらのSNSパッケージに対して、ブログベースのシステムは使い勝手の面で差がでてしまうのではないだろうか。
■第2部 株式会社オーシャンブリッジ
SECIモデルなど、ナレッジマネジメントの基礎の解説。
ファイルサーバーやメールなど従来の情報共有ツールの課題が整理されていた。
▼Net-Itとブログ
社内ブログシステムは日々の気づきなどの暗黙知の共有を行いやすいが、提案書などの形式知の共有は不得意だ。社内ブログの記事に文書ファイルのリンクを貼ることは可能だが、WEB上での情報共有においては、文書ファイルの検索・表示にユーザーがストレスを感じると十分に活用されない。
Net-ItというWEB上で文書を効率的に共有するツールによって、社内ブログを補完することができる。
Net-Itではワードやパワーポイントの資料を独自のフォーマットに予め変換して保存する。WEB上にリンクされたワード文書などを開こうとすると、アプリケーションが起動するまで若干待つ必要があるが、Net-Itではほとんど待つことなく文書が表示される。
実際にNet-Itのデモを見たが、確かに文書の表示が非常に早い。
Net-Itはドキュメント登録の更新情報をRSSで配信できることもできるらしい。これは便利だ。ブログポータルにNet-ItのRSSをクローリングさせれば、よりブログとの連携が強まる。
▼自社でのブログ活用例
オーシャンブリッジ社では、実際にメールの代替としてドリコムオフィスを利用した情報共有をしている。1ユーザーとしての視点から、導入事例を紹介。
議事録をブログに投稿するルールをつくった、等ブログを活用に導くコツ。導入効果としては、備忘録やToDoリストの管理を自然と行うようになった、飲み会などインフォーマルな場以外では共有しづらかった、普段の何気ない気づきを共有する場ができた、など。
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#非常にわかりやすいセミナーだった。体験コーナーもある。おそらく今後も同内容のセミナーが開催されると思うので、社内ブログ導入を検討している企業の担当者の方に、参加をお勧めする。
GREEとMIXIで社内ブログに関するコミュニティを作ってみた。
http://c.gree.jp/?mode=community&act=view&community_id=7281
http://mixi.jp/view_community.pl?id=184034
社内ブログにご興味があるかた、実際に社内でブログを利用されているかた、ぜひご参加ください。
いまさらながら、ビジネスブログブックを読んだ。
結論からいうと、大変オススメである。
「そろそろウチもブログやんなきゃまずいだろう」とか「なんかブログってのがいいんだろう?」なんてそわそわしている経営者の方、一読をお勧めする。
前半は、ブログを特徴づける基礎技術の説明である。XML,RSS,トラックバック,更新Ping、ブログがSEOに強い理由などについて、比喩表現を交えて大変わかりやすく説明している。
続いて、企業のユーザー向けサイトとしてのブログ(本書ではコーポレートブログ、エクストラブログと言っている)の解説。この章を読めば、なぜ今企業のマーケティングにブログが重要なのか、ブログによって何が変るのか、を理解することができるだろう。
後半のテーマは社内でのブログ使用、所謂イントラブログである。
イントラブログの導入事例がまだ少ないせいもあるだろうが、こちらはやや概念的な内容が多く、またキーメッセージをまとめきれていないように感じた。
ただし、著者がイントラブログの理論的基盤を構築しようとしている姿勢が伺え、私は好印象を持った。いずれにしても、イントラブログの分野は発展途上であることを感じる。
ブログカスタマイズのヒント集や、ブログシーンの著名人へのインタビューもあり、充実した内容の一冊である。
社内ブログツールベンダーが主催する、社内ブログ関連セのミナーに申し込んだ。
イントラブログ導入について社内を説得するためには、「今、流行っています!」「コミュニケーションが改善する」「個人に埋もれたノウハウが顕在化する」なんて謳い文句だけでは不十分だろう。
事例が少ない以上、現時点ではビジョナリーな企業以外は、無償でない限り積極的には導入しないと思われる。
一体彼らはどんな説得材料を用意するのか、期待大。
#仕事の進捗状況によっては、欠席するかもしれないが。。。
■イントラブログ・コンソーシアム主催による[イントラブログセミナー]
2005年6月10日(金)
■株式会社ドリコム・株式会社オーシャンブリッジ共催ブログセミナー
「先進事例に見る 社内ブログによる情報共有の成功ノウハウ」
2005年6月22日(水)
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